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「中国茶と中国文化にふれあう 杭州7日間」体験リポート

報告者:石川敏明
 二度目の中国は、中級評茶員の研修受講・国家試験受験および参加者の世話人という役割を担い、行ってまいりました。
私を除く受講者は10名、男女が丁度半分ずつでした。中級受験者8名、初級受験者2名です。
先導世話人は協会理事の新光貿易楊常務で、今回の事前の段取りを全てお願いし、開催にこぎつけることが出来ました。

 3月15日、成田国際空港で北島会長の見送りを受け、同午後、昼尚おぼろげな天候の杭州西湖畔のホテル「Sofitel Westlake Hangzhou」に投宿しました。
夕刻、厳しい研修を前に、教えていただく講師の先生方との顔合わせの食事会からスタートです。
和やかな雰囲気の中、杭州名物料理の数々に圧倒されつつ楽しいひと時を過し、明日への英気を養った?参加者でした。

 翌16日、授業は、初級・中級共通と言うことで同じ教室でマグカップの茶をすすりながら、リラックスした雰囲気の中、杭州茶葉研究院名誉院長である駱少君先生の中国茶全般に渡るお話から始まりました。
 先生方の布陣は、駱先生を筆頭に、呂毅先生、趙玉香先生、沈紅先生、郭雯飛先生、鄒新武先生の6名です

 授業内容は、1日目:中国茶葉分類及び基本知識、お茶と健康、茶葉官能評価基礎知識、中国緑茶・黄茶品質特性及び検茶方法。
2日目:紅茶・白茶品質特性及び検茶方法、茉莉花茶品質特性及び検茶方法、烏龍茶品質特性及び検茶方法、緑茶・白茶・茉莉花茶等茶類検茶実習。
3日目:黒茶類品質特性及び検茶方法、烏龍茶・黒茶検茶実習。
4日目初級/中級評茶員理論知識筆記テスト、初級/中級評茶員操作技能実技テスト。
ということで、4日間びっしりと内容の濃い研修が続きました。しかし、全員の自信ありげな様子は、前回「初級」を取得された方の慣れた雰囲気が他の人にも伝わってきたのと、中国駐在の輸入会社の方などで職務上中国茶に詳しい方が多かった為と思われます。更に毎日の夕食に地元の料理を堪能し、旅先の一日が充実しているせいもあるかもしれません。

 試験明け、春分の日20日の朝はやや曇り空でしたが、10時にホテルを出発し、杭州茶葉博物館と龍井村の見学にバスで出かけました。
西湖畔をゆっくりと半周して山水画のような水面を眺めつつ、やがて周囲に茶畑が見え初めると、まもなくバスは博物館に到着です。
すると当地には珍しく陽光が射してきて、茶葉を輝かせるほどに回復してきました。
広大でりっぱな博物館は、中国国家が飲茶の奨励策を強く勧めているからだと、ガイドの邱さんが説明してくれました。茶のふるさと雲南省出身の楽しいガイドさんです。

 更にバスで移動し、梅家坞の茶農家で地元料理を昼食に戴きました。
ここでは明前龍井新茶製造過程の昔ながらのやり方を見ることが出来、全員大感激でした。
食後、屋上の喫茶コーナーで、マグカップの明前龍井新茶を啜りながら眺めた山間の茶畑の光景は、何物にも代えがたい癒しと貴重な体験を与えてくれました。
最後に市内の茶市場に案内してもらい、思い思いに茶器や茶葉などなど買い物を楽しみました。
「百聞は一見に如かず」という言葉どおりの充実した研修ツアー、次回開催はやはり来年の春ですね。
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